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FRBやFOMC、量的緩和、テーパリングとは?株価への影響なども解説!

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新型コロナが流行し始めてから、ニュースなどでタイトルのような言葉を目にすることが多くなりましたね。
そこで今回は、おさらいも含め、言葉の意味や株式市場への影響などを解説していきたいと思います。
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FRBとは

「FRB」とは米連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board)の略称で、米国の中央銀行にあたります。
FRBは金融政策を実施することで、米国雇用の最大化、物価の安定化、適切な長期金利水準の維持を実現し、米国経済を活性化させることを目標としています。
また、FRB議長の指名は大統領が行います。
2022年1月時点の議長はジェローム・パウエル氏です。

FOMCとは

FOMCとはアメリカの金融政策決定の会合のことで、「連邦公開市場委員会」の略称です。
日本では「日銀金融政策決定会合」で金融政策を決定していますが、それにあたるものがFOMCです。
FOMCはFRBの理事7名と連邦準備銀行の総裁5名が参加し年8回開催されます。そこで、景況判断や政策金利(FF金利)の引き上げ、引き下げなどの方針を発表します。

そして、市場予想と結果が違った場合には、株式市場や為替レートが大きく変動することがあり、世界の金融マーケットに大きな影響を及ぼします。

【2022年】FOMCの日程

1回目 1月25日 〜 26日
2回目 3月15日 〜 16日
3回目 5月3日 〜 4日
4回目 6月14日 〜 15日
5回目 7月26日 〜 27日
6回目 9月20日 〜 21日
7回目 11月1日 〜 2日
8回目 12月13日 〜 14日

量的金融緩和政策(量的緩和)とは

量的金融緩和政策とは国債や証券などを買い入れ、世の中に出回るお金を増加させることで景気の失速を抑える政策です。

新型コロナウイルスの感染が急拡大した2020年3月、FRBは経済を下支えするための対応として、ゼロ金利とともに量的緩和を開始しました。
2008年のリーマンショックの際にも導入され、日銀も取り入れています。(ETF買いなど)

テーパリングとは

テーパリングとは、FRB(中央銀行)が実施してきた量的金融緩和政策を段階的に縮小することです。
テーパリング(Tapering)は「先細り」や「徐々に先が細くなること」という意味で、一気に金融引き締めを行うのではなく、徐々に金融引き締めを行っていきます。

時事メモ✍️

FRBは新型コロナの感染拡大以来、大胆な利下げ(金融緩和)と、量的緩和を行っていました。
その結果、景気回復が見込まれたためFRBは2021年11月からテーパリングを開始しました。また、終了時期は2022半ばとしていましたが先日、2022年3月末に前倒しすると発表しました。

テーパリングによる株式市場への影響

「テーパリングが実施される」=「買い入れ(下支え)額が縮小されていき、最終的に買い入れを行わなくなる」ので理論上、株価は下落することになります。詳細は以下の通りです↓

テーパリングを行う → 金利が上昇する → 株価の理論価値を示す割引現在価値が低下し、株価が割高と判断される → 株式を売却する投資家が増加し株価が下落する

しかし、市場がテーパリングを織り込んでいる場合は暴落などの大きな影響は出にくいです。

そして、注意すべき点はテーパリングが終わった後の政策金利の引き上げ(利上げ)です。
政策金利が引き上げられると以下のようなことが想定されます。

金利への影響

民間の金融機関が扱っている預金や債券の金利、更に住宅ローンなどの金利も上昇します。

為替への影響

金利が高い通貨にお金が集まりやすい傾向があるため、アメリカでテーパリングが始まれば金利がつかない「円」から金利がつく「ドル」へとお金が流れます。つまり、円安ドル高傾向になると想定されます。

為替変動が株式市場に及ぼす影響は以下の記事にまとめています。

株価への影響

金利が上昇すると、企業はお金が借りにくくなるため、企業の業績は縮小傾向となります。その結果、株価も下がりやすくなります。また、株式から金利の高い債券へ資金が流入する動きも想定されます。

まとめ

テーパリングや政策金利引き上げ(利上げ)は景気や経済の正常化が見込まれた段階で行われる金融政策です。
しかし、テーパリングや利上げを行うことで株式市場への資金供給が減少し、一時的に株価が下落する可能性があるので、既に株式投資を行っている方は下落を警戒する必要があるでしょう。
ただ、これから投資を始める方は、調整された株価で株式投資をスタートできる可能性が高くなるのでチャンスとも捉えられます。

日々のニュースをいち早く捉え、慎重に投資判断を行っていくことが大切です。

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