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『PBR1倍割れ』について分かりやすく解説

目次

東証フォローアップ会議について


2023年1月、東京証券取引所は「市場区分の見直しに関するフォローアップ会議」を公表しました。
上場会社の資本コストや株価・時価総額への意識改革などを促し、改善に向けた取り組みを促進すると掲げました。具体策として、PBR(株価純資産倍率)が1倍未満の企業に対し、企業価値を高める取り組みや進捗状況を開示するよう強く要請します。
https://www.jpx.co.jp/equities/improvements/follow-up/nlsgeu000006gevo-att/co3pgt0000005cbr.pdf

PBR1倍割れとは?

PBRとは株価の割安さを測る指標で、会社が持っている財産(純資産)から株価が割安かどうかを判断します。
『PBR1倍割れ』とは、株式時価総額が純資産額を下回っていることで、これは企業が純資産以上の価値を生み出さないと考えられていることを意味します。
2月時点でプライム市場の約4割がPBR1倍割れという状況です。

PBR1倍割れのセクター

日本市場の33セクターの内、以下の16業種がPBR1倍割れとなっています。

※2023年2月時点

銀行業・・0.3倍
紙・パルプ・・0.5倍
鉱業・・0.7倍
鉄鋼・・0.6倍
石油・石炭製品・・0.6倍
金属製品・・0.7倍
電気・ガス業・・0.7倍
証券商品先物・・0.8倍
建設業・・0.8倍
非鉄金属・・0.7倍
輸送用機器・・0.8倍
保険業・・0.9倍
繊維製品・・0.9倍
ゴム製品・・0.9倍
倉庫運輸関連・・0.9倍
その他金融業・・0.9倍

PBR1倍割れ企業の今後について

株主還元を強化することで低PBR解消に繋がるため、自社株買いや増配などを行う企業が増えるでしょう。(ROE(自己資本利益率)の改善を通じてPBRの上昇をもたらす)

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