『シーズンストック(季節銘柄)』について解説

1年で4回季節が変化する日本では、季節ごとにイベントがたくさんあり、その季節によって必要となるものなども変化していきますね。
今回は4つの季節がある”日本ならでは”の投資手法「シーズンストック」について解説していきます。

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目次

シーズンストック(季節銘柄)とは

季節要因や季節変動により業績や株価に影響が出やすい銘柄のことをシーズンストックと呼びます。
シーズンストックは大きく2つに分類することができます。

1,季節により売上が大きく異なる企業

例えば、飲料メーカーや空調メーカーなどです。清涼飲料水を主力とする飲料メーカーは夏と冬に売上を占める割合が高くなります。また、ビールを主力とする飲料メーカーは、夏の売上が一年を通して一番高くなります。
そして、空調メーカーは夏の時期にどのくらいエアコンを売り上げたかが年間の業績を左右することになります。
上記のことから夏はより暑く、冬はより寒いほうがシーズンストックの業績や株価に良い影響が出やすいということが分かります。

そして他にも、四半期ごとの売り上げの比率が大きく異なる企業は季節による影響を受けている可能性が高いです。

2,季節ごとのイベントや流行などの影響を受けやすい企業

季節の移り変わりが多いと、それだけイベントも多くなりますね。
以下で、季節ごとのイベントや流行と関連づけられるセクターをまとめています。

春(3月~5月)

春といえば、入学や入社、異動などが思い浮かびます。また、3~5月は春休みやゴールデンウィークといった大型連休もあるため、レジャーシーズンでもあります。
春のイベントとその関連セクターは以下の通りです。

・ホワイトデー →チョコレート、製紙など

・入学式・入社式 →スーツや制服(アパレル)、文房具など

・花見 →レジャー・アウトドアグッズ、飲料など

・花粉 →製薬会社、マスクなど

・引越し →不動産会社、ホームセンターなど

・ゴールデンウィーク →航空会社、旅行会社、鉄道会社、レジャー施設など

夏(6月~8月)

夏はビールや冷たい飲食物が欲しくなります。特に近年の夏は気温が高い日が続く傾向があるので冷房や扇風機は必須です。
夏のイベントとその関連セクターは以下の通りです。

・ジューンブライド →結婚式場、ジュエリーなど

・海・プール開き →飲料(ビール、ジュースなど)、日焼け止め(化粧品)、スポーツショップ、アウトドアグッズ、アパレル、航空会社、旅行会社、鉄道会社、宿泊施設など

・夏休み →飲料、家電(空調)、旅行会社、航空会社、鉄道会社、宿泊施設、電力会社、虫刺され薬・虫よけスプレーなど

・害虫の発生 →蚊取り線香、害虫駆除など

秋(9月~11月)

少しづつ暑さが和らいでいき、過ごしやすくなる秋はレジャーや観光、スポーツ、読書などに適した季節です。
秋のイベントと関連セクターは以下の通りです。

・ノーベル賞 →ノーベル賞関連など

・観光 →アウトドアグッズ、旅行会社、航空会社、鉄道会社、宿泊施設など

・ハロウィン →仮装グッズ、飲料など

冬(12月~2月)

冬はクリスマスやお正月、バレンタインなどのイベントがたくさんあります。そして厳しい寒さや乾燥には暖房、ヒーター、加湿器などが必須です。
冬のイベントとその関連セクターは以下の通りです。

・クリスマス →外食、ゲーム、ジュエリー、製紙、家電(暖房器具)など

・年末商戦 →百貨店、家電、アパレル、通販など

・お正月(年末年始)→加工食品、ゲーム、航空会社、鉄道会社など

・成人式 →レンタル衣装、美容室、スーツ(アパレル)など

・インフルエンザ →マスク、製薬会社など

・バレンタインデー →チョコレート、製紙など

季節ごとのイベントで影響を受ける企業は、その時期が近づくと思惑買いされやすく、特に閑散相場であれば、その影響が大きくなりやすい傾向にあります。

シーズンストックの注意点

シーズンストックの注意点は主に以下の2点です。

・すでに織り込み済の可能性がある 
・思惑や連想により急騰した銘柄の高値掴み 

すでに織り込み済の可能性がある

株式市場は常に世の中の先行指標となっています。
例えば、夏前に厳しい暑さが予想されていて、実際に記録的な高温を観測し続けたとしても、その時(猛暑の最中)既に、株価に織り込まれている可能性が高いのです。 さらに予想に反して、あまり気温が高くならなかった場合、電力会社や家電会社などは”夏枯れ相場”に引きずられ、下落してしまう可能性があります。 
「麦わら帽子は冬に買え」という株の格言がありますが格言通り、その季節になる前に買う必要があります。 

思惑や連想により急騰した銘柄の高値掴み

既に保有しているシーズンストックが思惑により急騰し、利益を確定することが出来たら大成功ですが、買っていない、または買おうとしていたシーズンストックが急騰してしまった場合、高値掴みには十分な注意が必要です。

まとめ

シーズンストックは実際に季節によって業績が大きく変動するものから、イメージや思惑のみで株価が変動するものまで様々です。ただ、過去のデータから予想して事前に保有していても、実際の気候や銘柄の環境(指数動向など)等により株価が上昇しないこともあります。
季節による変動は、相場の流れや個別銘柄動向の判断材料のひとつにはなりますが、過度な期待や思惑買い、連想買いには注意が必要です。

そして、ここ数年は新型コロナ感染拡大の影響で今まで通りの需要が見込まれないケースも多々あります。その点についても気をつけましょう。

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