3月14日(月)テレビ東京「モーニングサテライト」にzoom出演しました。
今回は以下の内容についてお話しました。
短気はまだバリュー株、中長期ではグロース株か
グロース株は直近、激しく売り込まれてきました。そして現在も軟調な展開が続いています。 グロース株の象徴的な指数として見ることもできるアメリカの 「ARKK イノベーション ETF」は昨年来安値の水準まで下落していて、組み入れられている複数の銘柄の中にはコロナ以前の水準まで下がっているものもあります。 マザーズ指数と「ARKK イノベーション ETF」 の値動きは最近特に、連動性が高くマザーズ指数が本格的に反発できていないことは、この ETF の動きでも説明ができます。


そして、個人的にARK は一旦底値に近い水準なのではないかと感じています。 中長期を見据えれば、組入銘柄の中で特に下落しているものなどを含め、逆張りの視点、または押し目買いの検討を始めてもよい時期かもしれません。
ロシアのウクライナ侵攻による資源価格高騰について
今ウクライナで、仮に停戦合意が成立したとしても、ロシアに対する経済制裁が当面続いていくのは確実です。 このため、急騰した資源価格が、すぐに下がるということは考えにくいと思います。 一連の資源高の中での関連銘柄の物色もあり、急に買われてきた銘柄の中には、急騰した後に急落するなど、乱高下が非常に激しいものもあります。 そのため、乱高下した資源関連銘柄を売買する際には注意が必要なことを覚えておいた方が良いと思います。
今週のFOMCについて
先週のアメリカの CPI は7.9%と、およそ40年ぶりの伸び率だったことを考えると、 FRB としては0. 5%の利上げを実施したいところだと思います。 しかし直近の相場環境なども考えると、おそらく不可能です。そのため0.25%の市場予想通りの利上げでサプライズはないと予想しています。
~感想~
出演最中、通信障害になってしまいましたが皆様にお伝えしたい事は話せたと思います。ご視聴いただいた皆様、ありがとうございました。