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【配当金】配当利回りと配当性向とは?連続増配や高配当株指数なども含めて分かりやすく解説!

目次

配当利回りとは

配当利回りとは、購入した株価に対して年間でどのくらい配当金を受け取れるかを示す指標です。
計算方法は以下の通りです⬇️

例えば1株あたりの配当金が20円で株価が1,000円の場合、『20円÷1,000円×100=2』で配当利回りは2%となります。
仮に株価が800円まで下がった場合、『20円÷800円×100=2.5』で2.5%となり配当利回りは高くなります。
上記のように株価や配当金が変動することで、配当利回りは変化します。

配当利回りの目安と注意点

配当利回りは3%を超えると高利回りとされています。
配当金が増加すると配当利回りは高くなりますが、株価が下落した場合も配当利回りは高くなります。もし、業績の悪化などで株価が下落して配当利回りが上昇した場合、将来的に減配や無配になるなどのリスクがあります。
保有している銘柄や買おうとしている銘柄の配当利回りが大幅に上昇した場合は、どのような理由で上昇したのかを調べることをおすすめします。

配当利回り以外にも注目!

配当利回りが3%を超えていなくても、連続で増配している企業にも注目です。花王(4452)は2023年10月6日時点の配当利回りが2.72%ですが、33期以上連続で増配しています。
このような銘柄は高利回りでなくても長期の保有を検討できます。

「日経連続増配株指数」と「日経累進高配当株指数」について

日本経済新聞社は2023年6月30日から「日経連続増配株指数」と「日経累進高配当株指数(愛称:しっかりインカム)」の算出・公表を開始しました。「日経連続増配株指数」とは、増配を続ける国内企業の株価動向を表す指数で、実績ベースで配当を連続で原則10年以上増やしている企業のうち、その年数の上位から70銘柄を上限に選んで指数を計算しています。長期的に減配をせずに増配か配当を維持する「日経累進高配当株指数」は、実績ベースで累進配当を10年以上続ける企業のうち、予想ベースの配当利回りが高い順に30銘柄で構成しています。

詳細はこちらに掲載されています⬇️

https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/archives/news/20230614J_1.pdf

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配当性向とは?

配当性向とは、企業が利益の中からどのくらいを配当金に充てているかを示す指標です。

計算方法は以下の通りです⬇️



配当性向が高い企業は株主に多くの利益を還元していることになり、低い企業は利益をあまり還元していないことになります。
また、配当性向が高いと多くの配当金がもらえるというわけではなく当期純利益が低い企業の場合は配当金が少なくなります。

《例》

【A社】利益5,000万円×配当性向50%=配当金額2,500万円
【B社】利益9,000万円×配当性向30%=配当金額2,700万円

配当性向の目安と注意点

配当性向の目安は30%前後と言われています。
配当性向が高いということは、内部留保が少ないということになります。そのため高い配当性向が必ずしも良いということではありません。
また、新興企業は利益を配当金(株主還元)に回すより成長部門に投資して株価を上昇させるほうが株主の利益に繋がることも多いです。
配当性向だけで判断するのではなく、企業の業績予想や今までの配当金額などとあわせて確認することが大切です。

配当金まとめ

配当利回りは業績や株価で左右するので常に一定ではありません。また、業績に関係なく配当金を還元していない会社もあれば業績が悪くて配当金を還元できない会社もあります。
配当金を取得する目的で株式投資をする方は配当利回りと配当性向、会社の業績や配当が継続されているかどうかなどを確認して投資をする企業を決めましょう。

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