【2024年の株式市場】重要イベントの日程や｢辰年｣の株式市場について

2024 1/03

2024年1月2日 2024年1月3日

株式市場に影響を及ぼす『FOMC』の開催日程や日銀金融政策決定会合の日程などをまとめました。また、2024年の水星逆行スケジュールや『辰年』における株式市場の傾向についても解説しています。

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【2024年】FOMCの開催日程

FOMCとはアメリカの金融政策決定の会合のことで「連邦公開市場委員会」の略称です。
日本では「日銀金融政策決定会合」で金融政策を決定していますが、それにあたるものがFOMCです。
FOMCはFRBの理事7名と連邦準備銀行の総裁5名が参加し、年8回開催されます。そこで、景況判断や政策金利（FF金利）の引き上げ、引き下げなどの方針を発表します。

市場予想と結果が違った場合には、株式市場や為替レートが大きく変動することがあり、世界の金融マーケットに大きな影響を及ぼします。

第1回　1月30日・1月31日
第2回　3月19日・3月20日
第3回　4月30日・5月1日
第4回　6月11日・6月12日
第5回　7月30日・7月31日
第6回　9月17日・9月18日
第7回　11月6日・11月7日
第8回　12月17日・12月18日

【2024年】日銀金融政策決定会合の開催日程

日銀金融政策決定会合とは日本銀行が金融政策の方針や政策金利の上げ・下げなどを討議・決定する会合です。年に8回あり、各会合それぞれ2日間にわたって開催されます。

第1回　1月22日・1月23日
第2回　3月18日・3月19日
第3回　4月25日・4月26日
第4回　6月13日・6月14日
第5回　7月30日・7月31日
第6回　9月19日・9月20日
第7回　10月30日・10月31日
第8回　12月18日・12月19日

【2024年】ECB理事会の開催日程

ECB（欧州中央銀行）理事会とはユーロ圏の金融政策を決定する会合のことです。
ECBが行う金融政策は米国FRB（連邦準備制度理事会）と同様に世界的に注目されています。

第1回　1月25日
第2回　3月7日
第3回　4月11日
第4回　6月6日
第5回　7月18日
第6回　9月12日
第7回　10月17日
第8回　12月12日

【2024年】メジャーSQ

メジャーSQ 『3月、6月、9月、12月の第２金曜日』は取引量の多い株価指数先物（日経225先物やTOPIX先物など）が清算されます。
様々な思惑で取引されるため、メジャーSQ当日はもちろん、前日や前々日辺りから値動きが活発になり取引量が増加しやすくなります。

1回目　3月8日
2回目　6月14日
3回目　9月13日
4回目　12月13日

【2024年】水星逆行スケジュール

水星逆行とは、水星が通常の公転軌道と逆方向に動いて見える（実際には順行している）現象のことです。この水星逆行の期間中は株価の乱高下が激しくなる、トレンドの転換期になりやすい、などというアノマリー（相場の経験則）があります。

1回目　2023年12月13日～2024年1月2日
2回目　2024年4月2日～2023年4月25日　
3回目　2024年8月5日～2024年8月29日
4回目　2024年11月26日～2024年12月16日

※期間中の始まりと終わりの約3日間は特に注意です。

水星逆行について詳しくまとめています⬇️

【まとめ】～辰年「甲辰」と株式市場について～

2024年の株式市場は『新NISA』開始による資金流入、東証の企業改革継続によるTOBやMBOなどが期待されます。また、米大統領選や自民党総裁選、パリ五輪など注目イベントが目白押しです。
そして「辰巳天井」という株式相場の格言があり、辰年と巳年は株価が上昇しやすいといわれています。
2024年は十干十二支で41番目の「甲辰（きのえたつ）」になります。
『甲』は「始まり・成長」を意味し、『辰』は｢昇り龍」などと呼ぶように、勢いよく活気にあふれている様子を示します。このことから【甲辰】は「新たな生命が成長する」「これまで準備してきたことが形になる」など、縁起の良い年になるといわれています。
新NISAの開始や東証による企業改革などが2024年の株式市場に新たなムーブメントを起こすことに期待したいですね。