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グリーン成長戦略について
2050年カーボンニュートラルの実現は並大抵の努力では実現できず、エネルギー・産業部門の構造転換、大胆な投資によるイノベーションの創出といった取組を大きく加速することが必要です。
そのため、グリーン成長戦略に基づき、予算、税、金融、規制改革・標準化、国際連携など政策を総動員します。
経産省
2050年に向けて成長が期待される、14の重点分野を選定
・ 高い目標を掲げ技術のフェーズに応じて実行計画を着実に実施し、国際競争力を強化
・ 2050年の経済効果は約290兆円、雇用効果は約1800万人と試算
・14分野を3つのWGに分けて予算を配分
WG1・・グリーン電力の 普及促進分野
WG2・・エネルギー 構造転換分野
WG3・・産業 構造転換分野
① 洋上風力・ 太陽光・地熱 (WG1) ・ 2040年、3000~4500 万kW導入【洋上風力】 ・2030年、発電コスト14 円/kWhを視野【太陽光】 ② 水素・ 燃料アンモニア (WG2) ・2050年、2000万トン 程度の導入【水素】 ・東南アジア、5000億円市場【燃料アンモニア】 ③ 次世代 熱エネルギー (WG2) ・2050年、既存インフラに合成メタンを90%注入 ④ 原子力(WG1) ・2030年、高温ガス炉のカーボンフリー水素製造技術を確立 ⑤ 自動車・ 蓄電池 (WG3) ・2035年、乗用車の新車販売で電動車100% ⑥ 半導体・ 情報通信 (WG3) ・2040年、半導体と情報通信産業のカーボンニュートラル化 ⑦ 船舶 (WG3) ・2028年よりも前倒しでゼロミッション船の商業運航実現 ⑧ 物流・人流・土木インフラ (WG3) ・2050年、カーボンニュートラルによる港湾や建設施工等における脱炭素実現 ⑨ 食料・農林水産業 (WG3) ・2050年、農林水産業における化石燃料起源のCO2ゼロミッション化を実現 ➉ 航空機 (WG3) ・2030年以降、電池などコア技術を段階的に技術搭載 ⑪ カーボンリサイクル・マテリアル (WG2) ・2050年、人工光合成プラを既製品並み【CR】 ・ゼロカーボンスチールを実現【マテリアル】 ⑫ 住宅・建築物・次世代電力マネジメント(WG1) ・2030年、新築住宅・建設物の平均でZEH・ZEB【住宅・建設】 ⑬ 資源循環関連 (WG2) ・2030年、バイオマスプラスチックを約200万トン導入 ⑭ ライフスタイル関連 (WG1) ・2050年、カーボンニュートラルかつレジリエンスで快適な暮らし
・次回WG別プロジェクト&進捗状況をなどをまとめて配信します。
