目次
『NT倍率』とは?
NT倍率とは日経平均株価をTOPIXで割った数値のことで、2つの指数の相対的な強さを表します。
両指数の頭文字(日経平均株価はN、TOPIXはT)から「NT倍率」と呼ばれ、標準は10倍から12倍程度とされています。
日経平均株価の上昇率の方がTOPIXの上昇率よりも高いときにNT倍率は高くなり、日経平均株価の上昇率がTOPIXの上昇率よりも低いときにNT倍率は低くなります。
日経平均株価とTOPIXについて
日経平均株価とは
日本経済新聞社がプライム市場に上場する約2000銘柄のうちから、市場流動性(売買の活発さや安定度など)の高い225銘柄を選定し、その株価をもとに算出する指数です。
日経平均株価は株価の高い銘柄の動きに強く影響されます。(株価の高い銘柄の方が値動きが大きくなるため)
TOPIXとは
プライム市場に上場している全銘柄の時価総額を指数化したものです。
時価総額の大きい大型株の動きに強く影響されます。
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NT倍率から読み取れること
NT倍率が高い時
輸出関連やハイテクなどの株価の高い銘柄(値がさ株)が上昇しやすい。
NT倍率が低い時
銀行・電力・不動産・外食・建設・倉庫・小売などの内需関連が上昇しやすい。
日本市場は海外投資家の影響で日経平均先物に連動するので、相場の上昇局面ではTOPIXより日経平均株価の方が早く上昇しやすいです。これによりNT倍率が高くなると市場全体の株価が上昇傾向にあると判断できます。
ただ、あくまでそのときの景気状況にもよるので『ひとつの指標』として判断するのが良いでしょう。
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