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基本の注文方法【成行・指値】について
基本的な注文方法は「成行(なりゆき)」と「指値(さしね)」の2種類です。
「成行」は価格を指定しない注文方法です。主に、即座に買いたい、売りたいといった場合に使います。(特別気配や売買停止の際以外は基本的に約定します)
「指値」は買いの値段、または売りの値段を指定する注文方法です。「この価格以下なら買いたい」「この価格以上で売りたい」という金額を指定します。成行注文と違い、指定した値段にならなかった場合、注文は約定しません。
その他に「逆指値」や「アルゴ注文(数種類あり、証券会社によって異なります)」などの注文もあります。
また、執行条件を指定して指値注文や成行注文等を行うこともできます。(執行条件付き注文)
逆指値とは
逆指値注文とは、指値注文の逆で「〇円以上で買いたい」「〇円以下で売りたい」といった場合に使います。
また「逆指値」は、指定した価格(トリガー価格)になったら注文が市場に発注されます。
トリガー価格とは
逆指値注文では、対象銘柄の株価があらかじめ指定した価格に到達したら、直ちに買いまたは売りの注文が発注されます。このあらかじめ指定する価格のことを「トリガー価格(逆指値条件)」といいます。
逆指値《指値》(例)
買い注文「トリガー価格1000円以上、指値1000円」にした場合、株価が1000円に到達したら、1000円の指値買い注文が市場に発注されます。
買い注文「トリガー価格1000円以上、指値990円」にした場合、株価が1000円に到達したら、990円の指値買い注文が市場に発注されます。
逆指値《成行》(例)
買い注文「トリガー価格1000円以上、成行」にした場合、株価が1000円に到達したら、成行買い注文が市場に発注されます。売り注文の場合も同じです。
逆指値の利用例や使い方
①損切り
「ある銘柄を100株1000円で買ったが、株価急落に備え、900円まで下落したら売り注文を発注したい」という場合
⇒逆指値売り注文「トリガー価格900円以下、成行」にすると、株価が900円以下になったら、成行売り注文が発注されます。
②順張り
現在の株価が800円台のA銘柄の株価が1000円を越えたら株価がさらに上昇する(上昇トレンドに入る)と予想。
↓
「買いのタイミングを逃さないように、A銘柄の株価が1000円を越えたら買い注文を発注したい」という場合
⇒逆指値買い注文「トリガー価格1000円以上、成行」にすると、株価が1000円を越えたら、成行買い注文が発注されます。
③利益の確保
ある銘柄を900円で保有している。「現在の株価は1000円で、まだ上昇すると予想しているが、もし株価が下落しても利益は確保したいので、950円まで下落したら売り注文を発注したい」という場合
⇒逆指値売り注文「トリガー価格950円以下、成行」にすると、株価が950円以下になったら、成行売り注文が発注されます。
執行条件付き注文について
執行条件付き注文については以下の通りです。
【寄付】《成行・指値》
前場の寄付(9:00)または、後場の寄付(12:30)のみで執行される注文です。
・前場の寄付までに発注した注文は前場の寄付のみで有効で、前場が終了し、後場の寄付前までに発注した注文は後場の寄付のみで有効となります。
【引け】《成行・指値》
前場の引け(11:30)または、後場の引け(15:00)のみで執行される注文です。
・前場の引けまでに発注した注文は前場の引けのみで有効で、前場が終了し、後場の引けまでに発注した注文は後場の引けのみで有効となります。
【不成】《指値》
指値注文をし、未約定だった場合(指値注文が刺さらなかったとき)、引け時に成行注文が執行される注文です。
・前場の引けまでに発注した注文(不成)は、発注時から前場の引けまでを指値注文とし、前場の引け時に成行注文となります。
・前場終了後~後場終了時までに発注した注文は、発注時から大引けまでは(14:59)指値注文、大引け時(15:00)に成行となります。
IOC(成行・指値)
指定した値段か、それよりも有利な値段で、即座に一部または全ての株数を約定させ、成立しなかった注文数量はキャンセルされる注文です。
・「この条件であれば今すぐ約定させたい、今すぐでなければ残りはキャンセル」という発注が可能となります。
・すぐに約定しなかった注文数量は自動的に無効となる仕組みなので、相場が急変した際に注文の取り消しが間に合わずに約定してしまうリスクを回避できます。
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